8月11日、BOOKPARKちばぎんざにて「これからの省エネ住宅」と題して1時間ほどお話しと対話をさせていただきました。暑い中お集まりいただいた方から質問ももらって、こちらも勉強させていただきました。
具体的には2025年の省エネ法改正のお話を簡単にさせてもらい、省エネに向かう時代の流れを知ってもらいました。断熱と一次エネルギー消費量の考え方もなるべく分かりやすく説明しました。
その上で身近にできることをいくつかご紹介しました。今のお住まいでも実現できそうなこと、たとえば窓の開け方、打ち水、庭の木の植え方などから窓やガラス、断熱材の考え方まで。築年数を経過している家にお住まいの方は、外付けブラインドや内付のハニカムブラインドに興味がわいたようで、工事はどのようにするのかなど具体的な質問もいただきました。
省エネ住宅は断熱材やガラス、省エネや創エネ設備機器など目に見えづらい場所にお金がかかるものです。またよりより住まいを考えるとバランスの良い設計、工事の精度なども求められる時代になっていると思います。そんな意味から設計事務所の重要性もお伝えしました。よく、デザインは普通でいいから工務店やビルダーに頼むという声をききます。設計事務所=デザインを頼むところと思っていらっしゃる方も多いでしょう。
デザインだけが設計事務所の仕事ではありません。住む場所全般に目が行き届く仕事ができればと思っています。それは省エネでありコストであり工事の監理でありデザインでもある。それらを全部バランス良く一つの場所としてつくることを目指しています。
以前作成したスツールも展示していたところ、販売しているんですか?おいくらですか?かわいいですね!などのお声がけをいただきました。まだ試作品なのですが改良して販売できるかたちにしていこうと思っています。このイスの端材でつくったペン立ても好評でした。